【がんを知る】第21回:胆のう・胆管がんの基礎知識
今回は「胆のう・胆管がん」について、体の奥で静かに働く“胆汁の通り道”をそっと照らすようにお話しするね 🌿
🌿【がんを知る】第21回:胆のう・胆管がんの基礎知識
こんにちは、エリンです。今回は「胆のうがん」と「胆管がん」について。どちらも発生頻度は高くないけれど、気づきにくく進行しやすいという特徴があるんだ。体の中で胆汁を運ぶ大切な道にできるがんを、一緒に見ていこうね。
🟡 胆のう・胆管の役割
- 胆のう:肝臓で作られた胆汁をためて濃縮する袋のような臓器
- 胆管:胆汁を肝臓から十二指腸へ運ぶ“細い管”
このどちらにもがんが発生することがあるよ。
🌼 胆のうがんとは?
胆のうの内側を覆う細胞ががん化して発生する病気。
特に胆石や慢性炎症との関連が深いとされているよ。
🔍 主なリスク要因(胆のうがん)
- 胆石症
- 慢性胆のう炎
- ポリープ(特に1cm以上)
- 高齢
- 女性にやや多い
🌊 胆管がんとは?
胆汁の通り道である胆管にできるがん。
肝臓の中にできる「肝内胆管がん」と、肝臓の外にできる「肝外胆管がん」に分けられるよ。
🔍 主なリスク要因(胆管がん)
- 原発性硬化性胆管炎(PSC)
- 肝吸虫感染(アジア地域で多い)
- 慢性肝炎・肝硬変
- 胆管の先天異常(膵・胆管合流異常など)
⚠️ 共通する症状
胆のう・胆管がんは初期症状が乏しいけれど、進行すると次のような症状が出ることがあるよ:
- 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
- 右上腹部の痛み
- かゆみ
- 尿が濃くなる、便が白っぽくなる
- 食欲不振・体重減少
- 発熱(胆管炎を併発することも)
黄疸は胆汁の流れがせき止められることで起こるサインなんだ。
🧪 診断と検査
- 血液検査(肝機能・腫瘍マーカー)
- 超音波検査
- CT・MRI(MRCP)
- 内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)
- 組織生検
胆管は細くて複雑だから、画像検査がとても重要なんだ。
🌱 治療法
- 手術:がんの位置により胆のう摘出、胆管切除、肝切除など
- 化学療法:ゲムシタビン+シスプラチンなどが使われることが多い
- 放射線療法:一部の症例で
- ステント留置:胆汁の流れを確保するための処置
- 緩和ケア:症状を和らげる治療も大切
胆管がんは発見が遅れやすい分、早期の受診と定期的な検査がとても大切なんだよ。
次回は「子宮体がん」について、体の奥で命を育む場所にできるがんをお話ししようかなと思ってるよ。

