子宮筋腫と子宮全摘手術【手術内容】
手術の内容
■術式:腹腔鏡下子宮全摘+両側卵管切除術
■麻酔:全身麻酔・硬膜外麻酔(※結果的には腹壁ブロック注射)
■手術内容
・臍に1.5cm、下腹部3カ所に5mm程度の切開をし、カメラや器具を挿入してモニターを見ながらの手術。
・子宮を支えている靭帯と膣を切断することで子宮を切離して、子宮と卵管を摘出。(経膣的に細切して体外に取り出す)
・膣断端を縫合して閉鎖し、腹部の傷を閉じて終了。
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これから実際にどのような手術内容だったか、患者当人として記していきたいと思います。
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手術室まで看護師さんと歩いて向かい、いざ手術台にあがりました。
すぐに点滴ルートをとり、背中に麻酔の注射を打ち、硬膜外麻酔がはじまりました。
硬膜外麻酔とは↓↓↓

✪ 硬膜外(こうまくがい)麻酔とは、主に手術中の痛みを取り除いたり、手術後の痛みをコントロールしたりするために用いられる麻酔法です。
1. どのような仕組み?
背骨の中には、脳から続く神経の束である「脊髄」が通っており、それを「硬膜」という膜が包んでいます。その硬膜の外側にある「硬膜外腔」という場所に、細いカテーテル(柔らかいチューブ)を挿入して局所麻酔薬を持続的に注入する方法です。この薬によって、痛みを感じる神経の伝達をピンポイントでブロックします。
2. なぜ手術で使われるのか?(メリット)
- 術後の痛みの軽減: 手術直後から持続的に痛み止めを流せるため、開腹手術や大きな手術の後の痛みが大幅に抑えられます。
- 早期離床の促進: 痛みが少ないため、手術の翌日など早い段階から体を動かしたり、歩行訓練を始めたりすることができます。これにより、合併症(血栓症や肺炎など)のリスクを下げられます。
- 腸の働きの正常化: 痛みがストレスとなって腸の動きを止めてしまうことがありますが、麻酔により痛みを抑えることで、術後の腸閉塞などを防ぎやすくなります。
3. 具体的な流れ
- 挿入: 手術の直前、背中を丸めた姿勢で、背骨の隙間から細い針を刺し、チューブを留置します。
- 持続: 手術中は全身麻酔と併用されることが多く、術後も数日間(通常2〜3日程度)、そのチューブを通じて痛みをコントロールします。
子宮筋腫の手術などで腹部を扱う場合、この麻酔があるかないかで術後の「楽さ」が大きく変わります。
「痛みが怖い」という不安を抱えたまま手術に臨むのは、心にも体にも負担になります。この麻酔は、「痛みを我慢しなくていい」という安心感を与えてくれるものです。
術後の痛みを劇的に和らげ、早期回復を助けるために非常に有効な手段として広く採用されています。
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実は今回、硬膜外麻酔穿刺時に左太ももにジワリと熱くなる違和感を感じた瞬間、
「ズキンっ!!」という針で刺されたような激痛が足のつけ根に生じました。
その瞬間に「痛いっ!!!!」と悲鳴!
その瞬間から麻酔を一旦中止し、10名以上の麻酔科・婦人科の先生やオペの看護師さんが私を囲み始め、わたしの状況確認が始まりました。
「左足のつけ根から膝上まで重だるいこと」「左側内ももに触れると針でチクチク刺されるような痛みがある」
どうにも変わらない症状だったため、硬膜外麻酔を中止し、「お腹からの麻酔に切り替えます」との声掛けがあり、
全身麻酔が始まりました。
酸素マスクを二回吸ったらふわ~と意識がなくなり、病室につくまで麻酔が覚めた記憶もありません。
もちろん麻酔が切れたのを確認して病室に戻っていて、ちゃんと受け答えもしていたようです笑
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全身麻酔の流れ
◉入眠:酸素マスクをあて、ゆっくりと深呼吸をします。点滴から麻酔薬が入ると、数十秒で自然に意識がなくなります。
◉気管挿管:完全に眠ったことを確認してから、人工呼吸のためのチューブを口から気管に入れます。この間、痛みや苦痛は一切ありません。
◉麻酔の維持:気管チューブを人工呼吸器に繋ぎ、手術中の呼吸を管理します。

術後説明
■術式:腹腔鏡下子宮全摘+両側卵管切除術
■麻酔:全身麻酔・腹壁ブロック注射
■出血量:50ml
■手術時間:2時間25分
■手術所見:
・左卵巣周辺に過去の手術の影響とみられる癒着を認めた。卵巣のう腫
・子宮底部に茎をもつ9cm大の子宮筋腫を認めた。
・両側卵巣に異常所見は認められず。
・子宮重量は372g
■病理結果
・悪性所見は認めず、追加の治療はなし。
・子宮頸がん検診は不要で、卵巣は残存。

術後の姿そのものです↑↑↑
抗生剤点滴と尿に管がはいっていて、足にはフットポンプ。
痛み止めを点滴から入れてもらいながら・・眠りにつ生きました Nite(。´-ω-`。).zZ

